◆トラジャ・カロシ 生産国 : インドネシア

○豆の特徴
トラジャ・カロシは幻のコーヒー豆と言われています。芳醇な香りと甘酸っぱい酸味を特徴としております。ローストのお薦めは、この豆の持つナチュラルな香りが楽しめる「ミディアム」もOK、酸味を少し和らげる「シティ」ローストもお勧めです。
トラジャ・カロシの情報は購入先の珈琲の王国さんからいただきました。


●ドリップ記録(購入先:珈琲の王国、焙煎者:珈琲の王国、焙煎日:1998.11.4)
No豆(g)抽出量(cc)焙煎経過湯温(℃)蒸らし(S) 抽出時間(M)コク
118240シティ2 82752'05 0.520.5 2.5
235480シティ3 89802'20 111 1.5
318240シティ4 79802'15 1.51.50 2
415140シティ4 87601'50 2.51.51 3
518240シティ5 94801'30 0.520.5 2
615140シティ6 80601'40 31.50.5 2.5
718240シティ7 84501'45 0.520.5 2
815120シティ8 88601'10 0.51.50.5 1.5
※No2,5,7,8は粗挽きを使用。

○感想
1回目、甘い香をかすかに感じた。なめらかでまとわりつくような舌触り。べっこう飴のような甘みを感じた。今まで味わったことの無いコーヒーの味だった。魅惑の味と言った感じだった。
2回目、粗挽きを使用。苦いような香がした。柔らかい酸味を感じた。ぬるくなると甘みを感じた。
3回目、ナッツ系の甘い香。カラメルの苦味と渋味を感じた。今回は濃く感じた。
4回目、豆の量が多いためかコクのある仕上がりとなった。後味に嫌な感じの渋味があった。
5回目、粗挽きを使用。94℃と高い湯温でいれてみたが意外と苦味が少なかった。かすかに甘い香がした。冷めてくると酸味を感じた。渋皮のような渋味を感じた。
6回目、苦いような香。まろやかな苦味の中に隠れた甘みを感じた。豆の使用量も多く、中挽きを使用したためかコクのある仕上がりとなった。
7回目、粗挽きを使用。甘い香。かすかに柑橘系の香。口に含んだ後の鼻から抜ける匂いがナッツ系の香で心地よい感じだった。苦味はあまり感じず、コクのある甘みのコーヒーに仕上がった。
8回目、粗挽きを使用。ナッツ系の甘い香。マイルドな甘みの後に苦味を感じた。雑味のような感じが若干あり。

苦味、甘み、酸味のバランスが良く、コクもありおいしいコーヒーだった。苦味、甘みのタイプはマイルドで良い感じだった。後味に若干渋味のようなクセを感じたのが少し残念だった。ストレートにしては複雑な味がしておいしいコーヒーだった。



☆幻のコーヒー豆と言われる所以☆
インドネシアにコーヒーの樹を持ち込んだのは、オランダの東インド会社です。ジャワコーヒーやマンデリンは、早くから世界の人々に愛飲されました。
「トラジャ」の産地は、インドネシアのスラウィッシュ島トラジャ地方です。このトラジャ地方だけは長い間、オランダ人の植民地化に抵抗していたのですが、1920年代にコーヒー農園が作られました。この地域は、コーヒーの原産国エチオピアのそれと気候風土がとても似ている地域でした。
ところが、第二次世界大戦が始まり終戦後にオランダの植民地からインドネシアが解放され、東インド会社が撤退した後は農園でのコーヒー栽培が行われなくなってしまったのです。
その間10年足らずではありましたが、「トラジャ」はヨーロッパの貴族の間で高い評価を受けていたのです。
そんなトラジャ地方に1970年代に日本の大手コーヒー会社がコーヒー農園を再開させたのです。荒廃した農園を復活させ、枯死状態のコーヒーの樹を再生させ蘇らせたことから「幻のコーヒー」と称されて販売されるようになったのです。その後、トラジャ地方にはそのほかの日本商社も農園を立ち上げ、トラジャ地方でのコーヒー豆栽培を始めてます。


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